申し訳ない、今日はやめだ。
明日、(語る上で)時間制限あるけどやってみよう。
じゃないとこの物足りなさは解消されない気がする。
と、宣言していた一昨日のブログ。
語る時間が無かった。
というより『』ができなかった。
と嘆いていた昨日のブログ。
ここ数日、何が起きたかといえば、
昨日の、授業前打ち合わせで、その日の授業では実質、『学び合い』ができないことになり、それが悔しくて仕方なかったのだ。
普段は(ほぼ)フルで『』をさせてもらっている。
でも、毎週木曜日はALTも参加するため、時間的にハーフ『』になる。
授業の最初にウォーミングアップ(WU)、
いわゆるゲーム形式授業がALTによって行われる、
だいたい15~25分かかるようなものだ。
ぼくが『』をできる手持ち時間は、いつもだいたい20~30分(毎週木曜日は)。
前回もそんな感じで残り25分間で『』をした。が、失敗。
最初のWUにどのくらいかかるかなんて事前に聞いていなかったから、
課題の量を間違えたのだ。多すぎた。
それを踏まえ、今日は長くても25分あれば全員達成できるようなミニ課題を用意した。
「この課題なら、語りの時間も確保できる」、そう思いながら。
そして、最初の語りがいつも淡泊だから、
今日は改めて熱く語ろうと思った。
そして、授業前の打ち合わせでのこと。
「じゃあ課題終わった後に、子どもたち何人かに当てて、発表してもらいましょうか」
という言葉を聞いたとき、少し嫌な予感がした。
もしかして一斉授業形式かなと察知したのだ。
話を聞いていくと、予想通り。
「あっ..『学び合い』でやろうと思ってたんですが..。」
と恐る恐る心の声を絞りだした。
「っあー..そうでしたか..なるほど..」
という微妙な雰囲気になった。
「せっかくALTがいるので..」
ということで、
WA⇀一斉授業形式の『』⇀課題答え合わせ⇀終了
という授業の流れが決まった。
ぼくは渋々その提案をのんだ。
ここで対立してもあとあとマイナスにしかならないと判断したため。
一斉授業形式の『学び合い』…
どうしても理解ができなかった。
頑固のせいか、その両者を「水と油」としか認識していなかったので、ぼくにはそんな高度な授業が想像できなかった。
一斉授業は一斉授業だし、『学び合い』は『学び合い』でしかない。
『』の理論が染み付いているぼくには、そのキメラのような奇妙な授業形式を理解するための情報処理が授業開始まで到底追いつかなかった。
予定通り、
ALTのWA後は、ぼくの『』の授業となった、
一斉授業形式の要素がふんだんに取り入れられたもの。
でも、抗った。
最初の語りはスキップ。
授業中の声かけも一切なし。
最後の語りもなし。
一斉形式の課題答え合わせも、当初はぼくの予定だったが、
うまく相談し、ALTにお任せ。
ぼくが出る幕を最小限に抑えた。
課題説明、提示で教壇を降りました。
ヤケクソというよりは、
ここでぼくが『』の教師の行動をとると、
矛盾が生じる気がしたんです。
ぼくが普段から言っていることとそこでやっていることが違う。
それが明らかだったため、上位2割に気づかれるのが怖かった。
それに、妥協をしたくなかった。
自分の『』を貫き通すために、あえてボイコットしました。
まあ、これは個人の考え方なので、そのときの行動に対する正解はないと思いますが。
自ら『』を放棄するときが来るとは思いませんでした。
ただ、子ども達には申し訳なさがある。
もっと担当教員らに『』の必要性を訴えるべきだったと。
打ち合わせで「そこをなんとか..」と懇願するべきだったと。
過ぎたことはしょうがないので、メンヘラチックに思い悩むのはやめますが。
でも来週は、いろんな条件が重なってフルでできそうです。
リセットの意味も込めて、語りに力を入れて、再スタートを切ろう。