3タイプの人間
以前、ゼミ生と話したことがある。
世の中には3タイプの人間がいる
ということについて。
ぼく的解釈でちょっと補足すれば、
3種類なんかじゃ収まらないほどの多種多様な人間はこの世にいっぱいいます。
そりゃ何十億人ってこの地球にいるわけですから。
でも、一定期間、ある人と付き合っていけば、
結構その種類を絞れます、3種類まで。
1.悪いヤツだと思ったら、案外良いヤツ
第一印象あまりよくない人っていますよね。
いろいろやらかしたりして、初期段階で評価をガクッと落としてしまう人。
あと、あまり関わりがないゆえ、下馬評で生まれた、真偽が定かでない噂。
それが「その人」を勝手に形成していく感じ。
そういう理由で周りから敬遠されがちだけど、
実際行動を共にしてみると、そこまで悪くないと感じる人間。
みんなが言うほどのヤバさは無く、
むしろ、しっかり働いてくれることも多々。
一言で表せば、「食わず嫌い」に似ている。
2.「めっちゃ欠点はあるんだよ、、
いや、でも良いヤツなんだけどね!」
日常生活で結構「おいおいマジかよ」という言動をする人間。
でも、悪気がないというか、純粋ゆえそういう行動に走っているから、
注意や説教はするけれど、許してしまう。
そのため、誰かにその人を紹介するときは、
数ある欠点(難癖、失敗)を先に話してしまう。
「あいつはね、~~でXXXなんだよ。」
でもそのあとに必ずこう付け加える。
「まぁ、でもさ、すげえ良いヤツなんだけどね!」
心からそう訴えかける、弁明のために。
※以前こういうブログを書いた。
この「厄介モン」と上記の「でも良いヤツなんだよ」マンは、似て非なり。
ぼくの中でのニュアンスというか定義はちょっと違う。説明はうまーくできないが。
3.良い人に見えて実はとんでもない人
この人間は結構厄介だ。
なぜなら、第一印象がかなり良いからだ。
一定期間、その好感度をキープ、一定期間はね。
でも、時間が経つと、ポロっポロっと化けの皮が剥がれ始める。
襤褸(ぼろ)が出始めるのだ。
気づけば、「あれ、輝かしいあの第一印象は何処へ?」状態になり、
そのギャップに驚かされる、悪い意味で。
この人間は、タイプ1と同様に、敬遠されがちだが、
そこには時間差がある。タイプ1は前半、このタイプは後半に敬遠される。
一応、下から順に、
「一番厄介者順」に並べてみた。
まあ、これらのタイプは、24年と半年生きてた、個人的な思い付きですがね。
ちなみにぼくはタイプ1と3の混合型だと思う。
「仕事」と割り切れるものには、全力でヒトを作るが、
長期間の付き合いが予想される場合(大学院生活とか)は、
もう逆にありのままからスタートする。
これから長い関係が待っているのに、最初からエンジン全開だと疲れるからだ。
気遣って笑わないし、飯の誘いも毎回乗らない。
興味ないものはやんわり断る。
1人でいる時間を好むため、
高校~大学院と、最初は周りから敬遠されがちだった。
「アノ人、ちょっと怖い」
「クールでちょっと絡みづらい」
という評判。
でも、時間がたつと、それなりに友人はできる。
「今思えば、第一印象とだいぶ違う」
「思ったより明るめ」
「クールというかただの変わり者」
毎回だいたいそんな感じ。
ちなみにこう見えて、ルックスはおじさま・おばさま方には褒められる。
嬉しいことに、たまに、いや、ごく稀に若い女性からも
褒められる。
それなのに、お酒が入りすぎてしまうと、悪ノリで、
バカになったり、やんちゃをしてしまうことがある。
(度が過ぎない程度に。新車の上に乗ったり、カレーを顔面に擦りつけたりなんてもっての外。)
それを見られて、パターン3のように、
「あのクールさはどこへ行ったの..」
と、幻滅されて、距離を置かれることも何度か。。
んー難しいもんです。
まあ、女性関係に関しては、恋人がいるから
それ以上の関係を望んでないぼくには丁度いいのかもしれない、多少の粗相は。