それでは質問です。

 

お金について語りなさい。

10秒与えます。10秒後、ベルが鳴りますので、

そのベルを合図に語ってください。

語る時間・内容はお任せします。

それでは、はじめ。

 

 

これは英検二次試験にも教採にもどっかの企業の面接にも出てきていない(であろう)、

今ぼくが考えた架空の面接です。

 

自分でつくっといて、なんやろな

と5秒考えてみて、

パッと思いついたのが、

これだった。

 

「お金とは何かを買うものです。

 

個人の意見としては、

物というより時間を買う、に近いかなと。

 

ぼくは3年前カナダへ行くために

バイト代じゃ準備金をどうしても賄え切れなくて、100万のローンをしました。

そして、あの時あの場所であの人たちだったからこそできた、いろんな経験をしました。

 

今乗り回してるジムニーは、貯金だけじゃカバーしきれなくて30万ほどローンを組んで買った中古車です。

大切な友人、大事な人、そして自分自身をいろんなところへ連れ回しては、あの瞬間あの場所でしかできない唯一無二の経験をしてきました。

 

今通ってる大学院では、『学び合い』を軸に、いろんな経験を積んでいます。

「この時期に、ここで学ばないと

あとあと損するだろうな」

と直感がレーザー光線のように脳裏を走り、急いで中期試験の手続き・受験をし、入学しました。

もちろん収入源が週2程度のアルバイト、いわばお駄賃なわけで、学生として、1人の人間として生きていくにはキツイから、奨学金という借金は絶賛借用中ですが。

 

まあまあ、御託を並べてきましたが、

何を言いたいかといいますと、

お金は一種のタイムスリップを可能にするもの

だとぼくは思います。

言ってみたら、タイムマシンだと思います。

過去には行けない、未来専用の、ですけど。

 

どんなものでも、お金を投資しなければ、

「現在のまま」「そのまま」でいれます。

当たり前のように迫り来る時間を、ありのまま迎えるだけです。だから、当たり前の結果が起こります。

でも、お金を投資すれば、未来で経験する可能性があるもの、またはその可能性が高いものを

時間を待たずしてわりとすぐに果たすことができます。しかも、そのときにしか味わうことができない機会を。

 

そんな風に考えてみると、

なんか魅力的じゃないですか?」

 

ぼくならきっと、こんな感じで語ると思う。