我が子がもたらす影響

 

今日、大学へ向かう途中、虫取り網をもった親子が、森の中へ入るところを見た。

虫の帝王であるカブトムシやクワガタを採りにいくんだろうなと。

 

今となっては、もう、トンボやバッタすら近くで見るだけで背筋が凍ってしまう。昔はよく素手で捕まえられていたのに、どうしたんでしょうかね。

 

それくらい虫が、今はもう苦手で苦手でしょうがない。

きっと、この先もずっと。

だから、クワガタなんてなおさらだ。

 

でも、ぼくに子どもが出来たら、

おそらく昔ぼくが父を引き連れてたように、

昆虫の採集に付き合わされる気がしてならない。

 

家庭内のみで我が子を育てることができるのなら、そうさせない環境づくりは正直できなくもないが(監禁とかではなくて)、きっと学校のような公共施設はそのときまだあって、そこで出会う友人によって興味が湧くはず。

 

で、家に帰って来て、

「クワガタ採り行こう」

と誘われるのがなんとなくだが想像つく。

 

アリの行動パターンを観察するのはすごく好きだが

それ以外の虫は本当に無理なぼくでも、

「我が子」という存在ができれば、また変わってくるんですかね。

 

「仕方ない」「やらざるを得ない」

という感情で虫のほかにも、

苦手な食べ物、直さなきゃいけない仕草、嫌いなもの

を克服できるのであれば、それはそれで楽しみだし、

その工程をしっかり味わっていきたい。

 

拡大解釈すれば「不可能を可能にする」ということだから

空も飛ぼうと思えばできちゃうんですかね。

 

と考えれば、子どもってなんでも可能にしてくれるから

万能ですこと。