ぼくの超能力
数年前、手相占い師に手を見てもらったときに判明したんですが、
ぼくの親指には仏眼があって、霊感かスピリチュアル的な能力が
秘められていることがわかった。
手を開いたときに、親指第一関節部分に、目のように
細長く輪ができてるイメージ。
これまで金縛りは経験したことがあったけど、霊自体は見たことがないからおそらくスピリチュアル方面の能力があるんだと思います。もちろん除霊もできません。
まあ、つまり言ってみたら、直感が冴えわたってる、らしいです。
でも確かになぁと思える経験はいくつかある。
時計を見なくても、何時かってのがわかる
ときが結構あります。
昨日恋人と長時間話してて、
「てか今何時だろうね」
と何気ない独り言が聞こえたから、
「あぁ、1時24分くらいだね」
なんて言ったあとに時計を見たら
まさにオンタイムだったのだ。
「おっしゃ!」というより「まただ。」という感じでした。
恋人からは褒められるどころか
「怖っ」
とだけ返されたので、ちょっと落ち込みました。
どういう仕組みかはぼくにもわかりません。
時計を最後に見たときから何時間経って..というような逆算はしておらず、「何時だろう」という声が耳に入ってからすぐに、パッと脳内にアナログ時計が思い浮かぶんです。そしてその針が指してる数字を読み上げるだけ。
でも集中したらできるわけではなく、突発的に、超自然的に、何気ないときにポッと出てくるもんだから、大衆に向けたパフォーマンスとか芸には不向きです。
でも、いいね、この直感。
「ところでそれで何ができるのか」って聞かれたら、
んー、ないですね、何も。
時計をみれば済む話なので。
天才集団10人集められて、その中にぼくが(間違って)入っていたとしても、最初にハブかれるのはぼくな気がするし、
「俺ら9人でもよくね?」
という声がすぐに上がるだろう。
それくらい戦闘力が0に近い。
それでもなんとか訓練して、時計という枠を超えて、
「未来の数字を予言する力」なんかを持てたらなぁ
という中学生的な妄想をしてみる。
そういえば西川先生も妄想することが好きだよなぁ。
常に、している。
でも、ぼくのものとはまた違う妄想。
先生は『学び合い』のそのさきにある根拠のあるユートピアを思い描いている。
ぼくは、根拠の弱い生産性のない妄想を繰り広げている。
まあ、悪くない。