1年後の「ぼくならきっと」
インターンを控えた生徒のために担任が各クラスで指導する時期となった。
言葉づかいとかマナーとか服装とか、インターン先までの行き方とか、そういった類のことを確認する。
来年担任をするぼくとしては、この指導は避けては通れぬ時間。
「あぁ、こういう指導をするんだなぁ」とタメになる時間でした。
ただ、「ぼくはそういう指導しないかな。」
という批判的な見方をする時間でもあった。
先輩教員だろうがそこは関係なく、
ぼく自身の中だけで色々思うことは自由じゃないですか。
生徒と接する時間が多く、そして若いがゆえに、
他の(年配)教師が知り得ない生徒の「情報」や「感情」や「行動」もぼくは把握している。
そういう点を踏まえて、一教師として、
「ぼくならこう指導するかな」という思いが
強くなっていく瞬間が、あのときあった。
ぼくは、あのとき芽生えた感情を、
来年の今頃のインターン指導で
そのまま活かしたい。
決して無駄にしないようにしたい。
というか、その火を絶やさないようにしたい。
なんか臭いな。