教育のお話

教師は花火にはなれない

昨日は(人生初)長岡花火でした。 人ごみがすんごい苦手だし、炎天下の中何かを待つのが嫌いだから、 「どうなるかな..」と思っていましたが、 行った甲斐ありました、本当に。 流石日本三大花火です。 お金のない大学院生一行は、 当然、有料席ではなく、…

歯医者さんと教師

歯医者さんに褒められるために歯を磨くんじゃなくて、健康で居続けるために歯を磨き、綺麗にする。 これって当たり前じゃないですか。 自分のことなんですから。 というか特定の歯医者さんに褒められるために歯のメンテナンスを徹底する人って、聞いたことが…

そういえば教室ってどこも一緒だね。

ぼくは大学管轄の寮に住んでいる。 何百人もの学生が住む単身用学生宿舎。 部屋から廊下に出れば、ドアがいくつもある。 そのいくつものドアの裏にはひとりひとりの生活があるのだなあとしみじみ。 廊下を歩いていると、ドアを開けたまんまにしている居住者…

順位社会から脱したい

小学校時代を振り返れば、 名簿番号は誕生日順(4月~3月)で振り分けられていた。 中学・高校時代を振り返れば、 名簿番号は名前の順(あいうえお順)で振り分けられていた。 ついでに大学・大学院もそうか。 ぼくは誕生日が早生まれ(3月)だし、苗字も「…

きっとしないこと

将来、「教材研究」や「教授法」に注力はあんまりしない。 というか、しないだろうなあ。 教材研究って、手短に言えば授業前に教師が教授する内容を深く学んでおく、いわば教師版の予習なわけでありますが、現場に立ってなくてもわかる、 そんな時間はない …

授業だからこそ実現できる恋愛

中学~高校の頃お付き合いしていた女性たちのことを ちょっとだけ思い出してみる。 “たち”といっても、かなりの複数人というわけではない。 本当に、ごくごく一般的な人数だ。 どれもみんな結果的には、ぼくが振られて終わっていた。 今考えれば、自分のデリ…

ワンマン対策よりタイバン対策

むかし、一度だけ感電死しそうになったことがある。 それは確か小学校3年生のとき。 今の小学校はどうかわからないが、当時、ぼくの学校には どの学年どのクラスにも生物係というものがあった。 というか流行っていた。 いわゆる小動物をクラスで育てて、命…

憧れの教師像

ぼくがかつて憧れていた理想の教師像って、 「授業がうまい」 「みんな(こどもたち)と仲良くする」 だったと思う。 まあ、でも、院に入ってからは 別にそうじゃなくてもいいよなあ、と 思うようになった。 「もっとシンプルでいい」と思うのと同時に、 と…

今だけ妄想させて。

教育現場に立つまで気づけば10カ月切っていました。 働く自治体が決まり、採用を延長しているとは言え、 まだ、この段階では正直「来年から働くで」という実感なんて湧きません。 ぼくのこの性格の事だ、きっと1か月前くらいにならないと 緊張感などは芽生え…

個人の排除は全体の排除

昨日、バイトをしていると、社会人5名ほどが来店された。 上司:部下=2:3の構成だった。 部下のうちのひとりは、いわゆる「気になる子」だった。 彼の行動や発言を見ていると、上司をイラっとさせてしまうような そんなシーンがいくつかあった。 きっと、…

子どもの学びは誰のため?

アルバイト先のレストランはバイキングをやっていて、 準備の段階で何種類もの料理を並べる工程がある。 きれいに並べなくてはいけない。 同じ色をした料理が横に並ばないように工夫をしたり、 レードルやトングの取っ手の方向を全部統一させたり、 皿を等間…

見せかけ授業

例えばなんですけど、 どんなに汚い字でも、それを額縁に入れて飾ったり あるいは高級そうな和紙に書いて飾れば、 「これが正解か」 と、芸術性が感じられ、ついつい見入ってしまう。 魅力を感じるのだ。 汚いのに、なぜか思いが感じられ、威勢が感じられて…

真逆に見えて実は一緒

今の教育に改革を起こす(リメイク) と 今の教育をぶち壊す(スクラップ) は意味が大体一緒な気がする。

子ども好き=教師 →ぼく「ん??」

子ども好き=教師に向ている という方程式は、確かに間違ってはないけど、なんか違う。 というのも、 自称 「子ども好き」に限って、「何でもかんでも過保護に面倒を見るタイプ」の人と遭遇することがぼくの人生で多かったからだ。 子ども好きゆえ、そうなる…

体温と教育

だれだって丁度いい室温はある。 ぼくは平均体温が比較的高いため、みんなが長袖長ズボンの防寒着を身にまとっているとき、平気で半袖短パンで過ごすことがある。 おそらく僕以外にも、みんなそれぞれ適温があることでしょう。 だから、たとえば、25℃の部…

教育の真理

「まだマシ」な授業はあるけど、 「誰にでも絶対合う」授業てのは まだ見つかっていないし、 きっとこの先の何十年、何百年、 そして何光年先も、 見つかりはしない。絶対。 ましてや、どの教師も実演することは不可能。公立校とかね。 ぼくは、『』に出会い…

変わることの難しさ

蛙の子は蛙 という言葉がある。 悪い意味としては、 子供のころはなにか才能があると期待してみても、いざ成長して大人になってみれば、結局親に似てしまうこと。 反対に、良い意味としては、 親が才能溢れる人間であれば、子どもも最終形態は才能溢れる人間…

誰のための最高の結果ですか?

「前回までは、最高の結果を残せてこれていた。 でも今回、『』でこの授業を進めていくことで、 果たして前回同様の結果を残せるのか甚だ疑問だ」 以前、現場の先生からこういった声を頂戴したことがある。 何をもって、その先生にとって「最高の結果」であ…

ライブと学校は違う

昨日はあるバンドのワンマンライブに参戦した。 それはもう好きで好きでしょうがないバンドだから、 2時間半、ずっと立ちっぱなしでも苦ではなかった。 歌に合わせて手を突き出しながらぼくも熱唱。 ライブ終了後は、ずっと余韻に浸ってた。 「あぁ、また行…

ファクト オブ エデュケーション

教育とか授業で、 「スペシャリスト」や「カリスマ」と呼ばれる人は、 みんなが難しいとしていたものをとことん追求し、 そしてみんながわかるようにそれを簡素化したから、 そういった称号を得られたに違いない。 でも、みんなが「難しい」と思ってるものは…

教育のチート

ぼくが常日頃構想している、 「子ども主体」で限りなく「自由な教育」は、 「その発想はたまたげたなあ」 と思う人がいる一方で、 「まだまだ窮屈な発想だね」 と思う人もいるのは間違いない。 そう考えると、そんなちっぽけな存在の自分に呆れてしまう。 公…

アルバイトと学校教育

アルバイト中、暇だと社員さんとお話(世間話、立ち話、無駄話..)をするのが、どこのバイト先も共通ではないでしょうか。 ぼくもしてたし、なおもするし、せざるをえない、 ぼくはそんなタイプの人間だ。 「昔(ぼくが入る前)はどんな人が働いていたのか」…

自分と他の人は見え方が違う

ついこないだ髪を切ったのだけど 同じゼミ生に 「うーん、あんまり変わってないかな〜」 と言われてしまいました。 個人的には、切ったあとに、 「まぁ、結構変わったよなぁ」 と鏡を見て思っていたので、ちょっとビックリしてしまいました。 「え!だいぶ変…

教科担任制はいらない。

ぼくが住む学生寮のお風呂は、 10人ほどお湯に浸かれるくらい それなりに広い。 昨日、シャンプーをしていたら、後ろの浴槽から 3,4人でお風呂に浸かりながら談笑する男子学生 が、自分の専門教科について話し合ってた。 きっと、この春入学したばかりの…

おいしくても飽きる、おもしろくても飽きる

人は絶対、必ず何かに飽きる。 例えばなかなか値段的にお高いけどすんごい美味いマカロンだって、最初のうちはバクバク食ってられるけど、どこかの段階で必ず飽きによりその手は止まる。 「一生食ってられるわ~」 と豪語してたのに。 食したことはないので…

アクティビティ基礎編

学級をうまーく経営するためのテクニック本、まぁつまりはアクティビティを紹介した本を昨今SNSや本屋で目にする。 中身はというと、 内容も面白いし、かなり工夫されていて、 ぼくは良いと思う。 「こんな手があったのか!」 「そんな考え方はなかったわ」 …

良い先生と悪い先生

口コミでは「良い先生」と評判の人は、実は案外、黒い部分があったり評判がよろしくないなんてことがザラにある。 その先生と関わり無い人に限って 「周りの人たちがそう言ってるからきっとそうなんだろうなぁ」 と思いがちですが、その考え、ちょっと待った…

見極め方

いろいろ新しい教育だったり授業方法が 提唱されている昨今。 「◯◯式授業」とか「▽▽流学級開き」とかとか。 昔だったら、 「どれどれ」と、事あるごとに本を手に取るようにしていたんですけど、最近はかなり少なくなってきているなぁと。 おそらく、 「それ…

ぼくの過去から考える本当の食育

小学校はもちろんのこと、 中学校時代は、下校中での「買い食い」が禁止されていた。 つまりは、部活が終わってあとは帰るだけなのに、帰り道、コンビニや駄菓子屋に寄ってパンだのお菓子だの買って食べることである。 当時、特定の教師には犬並みの忠実さを…

空き瓶教育をやめる

粉を使い切ったため空になったネ〇カフェの瓶を、 本来は捨てるべきなんですが、アメやチョコを入れるお菓子ボックスとして再利用しています。 ぼくは、「モノオモイ」 kohdai-0321.hatenablog.jp な性格なもんで。 昨日、瓶のお菓子がちょうど空になったの…